スワヒリ亭こゆう

猿の惑星のスワヒリ亭こゆうのレビュー・感想・評価

猿の惑星(1968年製作の映画)
4.5
めっちゃ久しぶりに観たんですけど、結構面白いですね。
本作は続編やリメイク、リブートがありますが本作を超える作品はあり得ないですね。
恐らく大半の方がラストシーンを知ってるんじゃないかと思います!
めちゃくちゃ有名ですし、DVDのパッケージがラストシーンだったりしたのには驚きました😂
完全にアホだよと思いますね。


僕の世代では、やっぱり本作を語る上でア・ベイシング・エイプを避けては通れないですね。
裏原宿ブームの中で飛び抜けて人気があったブランドです。
今ではデザイナーのNIGOさんの手から離れてしまいましたが、まだ残ってますもんね。
凄いよな😆

そのエイプは本作がモチーフになっているのは、今の若者は知ってますかね?知ってるか流石に‼︎


先程も触れましたが、本作のラストは秀逸で、こんな映画は他には無いかもしれませんね。
観てない人でもオチは知ってる方もいるでしよね。
何も知らないで観たら鳥肌ものでしょう。


本作は日本でもヒットして後にエイプなるブームにも繋がるんですけど、意外と知られてないのは原作者の話です。
この映画は日本で公開された事自体、驚きだったみたいです。
原作者のフランス人は日本兵に捕虜になっていたという噂があって、日本兵に投獄されていた事を恨み白人と有色人種の逆転をそのまま『猿の惑星』に投影して原作を書いたって話があるんですよね。
作品は面白いんですが、裏話はなかなか笑えないですよね💧


映画に罪は無いので僕は好きな作品です。
原作者の手を離れて映画化した作品ですから!