主人公がまともに見えてしまうくらい、周りには絶対関わりたくないような人物しかいない笑
そんな人たちに振り回され凋落する主人公だけど、主人公も自分のルールこそ完璧だと思っているような人間、そういった語り口だったので、周囲の人間を甘く見ていたことの結果なのしれない。
ラスベガスを夜の上空からみると、真っ暗な砂漠の中で街だけが煌々としていてすごい景色だと思ったけど、あの真っ暗な中に死体が埋まっていると思うととんでもなく恐ろしい景色でもある。
主人公を取り巻く人間関係がその景色と重なるようで、この景色こそがこの街の本質なんだなと思った。
