ペイ・フォワード 可能の王国のyosのネタバレレビュー・内容・結末

ペイフォワードのきっかけとなったトレバー君のエピソードと、ペイフォワードの行き着いた先から遡る記者視点を交互に見せる形のミステリーテイストになっていて、展開に期待しながら楽しくみれた。
最初の先生の授業シーンいいなぁ。

世の中はクソと思い至ってしまった子供がそれでも人の善を信じてこんなにも行動できるかというと疑問だけど、それを疑問と思ってしまっている時点でもう自分は諦めてしまった大人側なんだろうと思った。
こういった考え方ができる人になりたいと素直に思いつつも、その考え方を次の人に押し付けるまで行ってしまうとまた重いなぁとも。

ストーリーとしてのテーマはペイフォワードそのものよりも、変わることへ立ち向かう勇気だと思うので、個人的には登場人物たちが変わり良い方向へ向かったところで終わっても良かったかなと思った。