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太陽がいっぱいのyosのネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ハイスミス原作。ヒッチコックの見知らぬ乗客も面白かったけど、こちらもとても面白かった。

ナポリの風景と音楽、アランドロンの美しさ、そして殺人。美しさと恐ろしさのバランスが心地良い。名作。

友人の真似をしたり服を着たり友情以上の何かを思わせるような演出と、それが殺しに繋がっても違和感のない二人の関係性の作り方がうまかった。少しだけ君の名前で僕を呼んでや青の炎を思い出した。

リプリーが船の後ろにロープで括り付けられたことの伏線(伏線というか対比というか)、最初の殺人の時も最後の時も太陽がいっぱいなの良いなぁ。

殺人した瞬間から波と風が激しくなる心理描写、鏡を使った演出、サインの練習をするシーン好き。

リプリーシリーズ他にも観てみたい。
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