飛松

カジノの飛松のレビュー・感想・評価

カジノ(1995年製作の映画)
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実録カジノ映画。しがないノミ屋が、才覚ひとつでカジノ経営者としてのし上がるも、一目惚れした糞女と、武闘派の幼なじみによって全部台無しにされるという話

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金持ちになればなるほど幸福から遠ざかっていくところに、たいへん勇気を持った。デ・ニーロ演じるエースも、ジョー・ペシ演じるニッキーも、とかく仕事熱心で額に汗して働きまくるのだが、それより儲けてるのは、何もせずアガリを掠め取るボス連中。ギャンブルの胴元にすら、それを搾取する胴元がいるあたり、カジノも工場も似たようなもんだなと思った。シャロン・ストーン演じるザ・肉便器という感じの美人妻が、胸糞すぎて、泣きそうになった。金のない独身男性に生まれて、本当によかった
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