飛松

華氏 119の飛松のレビュー・感想・評価

華氏 119(2018年製作の映画)
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こんなのただの人気投票じゃないか!という捨て台詞と共に敗れたのはヒラリー・クリントンとは別の女史だった気もするけどそれはともかく。なんでこの国はこんな知性の欠片もない下品で強欲なろくでなしに牛耳られてばかりなんだよ、という怒りと恨みがたくさん詰まったドキュメンタリー。閉塞感や無力感が一定のラインを超えて疲れてしまった人間は、えてして考えることをあきらめ、何かを信じるだとか感情の赴くまま行動するだとかより原始的でイージーな方向に走りがちであるが、皆さん元気が有り余ってるようにしか見えないアメリカの大統領選挙ですらも例外ではないようで、負け組には絶望しか残されてないのも世界共通規格なんだなと、さらに絶望を深めた次第
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