飛松

孤独なふりした世界での飛松のレビュー・感想・評価

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)
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ひとりで生きられそうって、それってねえ、褒めているの?

パンデミック系隠遁映画。中年男性が空き家に無断侵入して淡々粛々と死体や遺品を片付けていく序盤は、個人的にすこぶる共感できた。コロナ禍のもとで仕事をぶった切られた一人暮らしの中年非正規が失業保険をもらいながら長期無職生活していると、本を読む映画を観る部屋掃除をする料理をするくらいしかやることがなく、終わってる感満載のルーチン生活になる。エル・ファニングのせいで一気にリアリティがなくなったものの、映画作品としては、若い女性のひとりでも入れないと成り立たないのかな、と思った
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