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ユージュアル・サスペクツのKのネタバレレビュー・内容・結末

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「エスター」「セブン」「ファイトクラブ」「メメント」、数々の"どんでん返し"系映画を観てきた私ですが、その代名詞的存在の本作を何故だが避けてきたが、本日天下のNetflixで無事鑑賞。

結論から述べると"ケヴィン・スペイシーの演技が素晴らしい"。

「信頼できない語り手」という叙述トリックを用いて巧く観客をミスリードさせている。

語り手が黒幕であることを裏付ける伏線もかなり細かに散りばめられており、何度も観直したくなる"スルメ映画"としての魅力もある。

初見でその伏線を全て見抜かれてしまっては"どんでん返し"が成立しなくなる。

そこには役者の演技力が大いに影響するが、ケヴィン・スペイシーがこの年の助演男優賞を受賞したことに深く頷ける。

彼の演技を観れるだけでも鑑賞する価値はある。
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