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ゆりかごを揺らす手のSAVEのレビュー・感想・評価

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)
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「揺りかごを揺らす手が世界を支配する」
これは、次の世代を担っていくのは子供であり、その子供を育てる母の影響力は絶大であるという意味の諺らしい。

セクハラ産婦人科医を告訴したら、その変態医師が自殺。残された嫁はショックで流産してしまい、夫を告訴した一家への復讐に燃えるお話。

一家にベビーシッターという立場で潜り込み、内部からジワジワと家庭を崩壊させていく巧みさがすごい…。まだ赤ちゃんのジョーを手懐ける方法なんかは驚き。まさにタイトルの通りと言うべきか。
表向きは親切な出来るベビーシッターなので、不可解なことが起きても家族はこの女をまるで疑わない。「お願いだから気づいて!」と思ってしまうもどかしさは「エスター」や「チャイルド・プレイ」を連想した。

個人的には終わり方も含めかなり面白い!と感じた映画でした。ソロモンがめちゃくちゃ良い奴で大好き。
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