うろもとうとか

ヘル・レイザーのうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

十年ぐらい前に
尊敬している友人の影響で興味が出て
当時最寄りのTSUTAYAさんを探したら
3からしかなくて
とりあえず3,4と観た気がするけど
まあこんなもんかって感じで
1,2を別の方法で探してまで観たいには至らず
十年越しにGYAOで見つけて
正月休み、最後の真夜中
そろそろ寝なければのタイミングで
観始めてしまった
(違うけど初夢みたいな立ち位置化)
作り手には失礼ながら
ここ数年真夜中に観始める映画は
勿論ホラーも含め
睡眠導入案件にしちゃってるんだけれど
今作逆に覚醒する方の波長と合致してしまって
もれなく寝不足と化しました
(今作に対しては褒め言葉)
微かに記憶にあった3は
作られた年からしてまんまな話になるけれど
良くも悪くも90'sの
観感触の好ましくない気持ち悪さで
どちらかというと好みなのは
今作の80'sな発展途上の
希望に満ちたような気持ち悪さで
ここからシリーズ化されたのは
納得なヴィジョンだった
壮大な出来事が偉く閉所で行われている感じ
細かいことは後からついてくるからと
漠然とフィット感だけで駆け抜ける感じ
悪夢とするなら100点みたいな映画だった
聞く耳無し、待った無し
融通きくわけない雰囲気ゴリゴリなのに
それどころか敵の敵は味方
的なところまで一旦振ってくるの意外だった
セノバイトに必要なさそうな個性、並んでる感じ
既視感あるなと思ってたら
多分なんとなく
地獄少女のそれだったんだと思う
まあ全然違うんだけれど
いっぺん、死んでみる?