ずけし67

ヘル・レイザーのずけし67のレビュー・感想・評価

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)
4.0
またまたTSUTAYAお取り寄せサービス使って借りてきた。

最近やたらとホラーやグロ映画ばかりお取り寄せしてるので、TSUTAYAのお姉さん達の間で何か変なあだ名でもつけられているのではないかと気になる今日この頃。

 ・ホラーおとこ(...ギリ セーフかな)
 ・キワモノヤロー(...これはキツイですよ)
 ・グロおっさん(...響きがクロワッサンみたいで案外OK?)

あぅーー、一体どんなあだ名で呼ばれているんだ?
せめて「ホラーおとこ」くらいで手を打ってもらえないだろうか(汗
これ見てるそこのホラー好きのアナタ、アナタだったらどんなあだ名がいいですか?

...1人勝手に妄想にふけりつつ、本作のレビューです。


えー、この映画、ずいぶんと前(20年以上前?)に観てるのですが、ホラー界屈指のアイドルキャラ、魔道士ピンヘッド(ジャケ写真の人)だけは記憶にあるものの、それ以外、ストーリーとか正直全然覚えてないんですよね。

ということで、わざわざお取り寄せして再鑑賞です。


あらすじ。
究極の快楽を得られるというパズル・ボックスを手に入れたフランク。
だがそのパズルに封印されていたのは、異世界(魔界)との扉だった。

パズルを解くと現れる、異世界の魔道士が導く究極の快楽とは、実は究極の痛み・苦痛であり、その扉を開けた人間の体中にフックを突き刺し、肉を引きちぎり、肉体をバラバラにするのであった!

バラバラになって死んだはずのフランクだったが、あるきっかけで骨と皮しかない人体標本のような醜い姿で地獄から蘇り、その後人間らしい体を取り戻すために人間の血を求め、協力者も得て殺戮を繰り返していくのだが...



超久しぶりに観ましたが、30年も前の作品ということを考えると、残酷シーンやグロ描写など凄いクオリティだなと思います。

そして、とにもかくにもこの映画、魔道士4人がグロカッコイイ!!

奇妙なボンテージファッションに身を包んだこの世界観!

この造形ビジュアルよ!!

キャラ立ちまくりで、超イカしてます!!!

顔から頭までクギだらけのピンヘッドを始めとする4人のカッコよさは、根強いファンがいるのも納得です。

ただちょっと残念なのは、彼らの出番が少ないこと。
もっとバンバン登場して暴れ回って欲しかった。

あと、フランクが血肉グチャグチャで復活するシーンや、その後肉が付いて徐々に変化していく様などもなかなかエグイし、皮膚が無くて血だらけヒリヒリの上に直接Yシャツ着て血が染みてる姿などもイタキモくてイケてます。

ラスト、ちょっとショボめのCG演出とかもあったりしますけど、そんなことはどーでもイイってなくらい、魔道士4人のキャラと存在感に圧倒される作品なのでした。

個人的にはピンヘッドと、唯一の女性魔道士のフィメール(ノドがパッカン開いてる人)のキャラに萌え萌えでした♪
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