路上でゴスいお兄さんが映画のタダチケ配ってたので、インディーズって大変だなあ、と映画館に集合した人達が、感染系のバケモノになっていって大変な話!
子供の時めちゃくちゃテレビでやってたような気がして、見たような見てないようなだったので。それで思い出したの、これ兄貴に全部口頭で話されたんだった。どんな兄弟や、となりましたが、かんなり好きな映画です。
ゾンビものとシチュエーションは似ているけど、あくまで悪魔系なので、そのセオリーは通じない感じと、ホラー映画のテンプレートみたいなノリにある程度の美学と考察の幅を持たせた美しさがある。ダリオ・アルジェントは恐怖に美しさを内在させるのが上手いなあ、と思わされます。が、そんな文学的なことは考えずに、イタリアの風を感じながらゲボゲボの化け物から逃げまとう痛快ホラーとしても秀逸。アーリオオーリオ彼岸島って感じです。