ろ

デッドゾーンのろのレビュー・感想・評価

デッドゾーン(1983年製作の映画)
5.0

「君には5年前でも、僕にとっては昨日なんだ」

切ない!切ないよ!
事故に遭って昏睡から目覚めると恋人が結婚していたなんて。
しかも事あるごとに恋人の姿を目にするもんだから、たまったもんじゃない。
なんとかこらえてドア閉めて、でもやっぱり泣いちゃうシーン。ウッとこみ上げるものがあります。

でもその切なさだけじゃなくて。

恋人と引き換えに不思議な能力が備わる。
それは人の手に触れると、その人の過去・未来が分かってしまうというもの。
火事に巻き込まれる少女
氷が割れて真冬の池に落ちてしまう少年
そういうのをいくつも疑似体験するんです。
”見えた”ときの恐ろしさ。
恐怖を煽る音楽に、毎度ビクついてしまいました。

「すごい能力を持ったやつがいるらしい」と噂を聞きつけた警察がやってくる。捜査依頼をされるけれど、ウォーケンさん、断るんですね。
「この現象が始まると、まるで自分が死んでいるような感覚になるんだ」


あるとき、ひょんなことから陰謀を知ってしまう。
果たして未来を変えることは出来るのか。


血だらけのウォーケンさん。
青白い肌に赤い血が映えて、もう本当に美しいですよ。







※コメント欄 自主閉鎖中m(__)m
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