ろ

SING/シング:ネクストステージのろのレビュー・感想・評価

5.0

「もう行き先は1つしかない!あとは上に上がるだけ!」

ほんとうは「私ときどきレッサーパンダ」を観ようと1か月前から楽しみにしていたのですが、仕事中台車に右足をぶつけ大打撲。その上なぜか左手も腫れあがっているので大人しく病院へ・・・
今日は録画していたシング2を観ることにしました。

懐かしのニュームーン劇場ではアリスインワンダーランドのミュージカルが上演真っ只中。
そこへスカウトマンが現れるが、途中で席を立ってしまう。
ムーンは直談判しようと、劇団員を引き連れてエンターテイメントの聖地レッドショアに乗り込む。

ムーンのハッタリでなんとかオーディションを突破する一行だが、ジョニーは初めてのダンスに戸惑い、ミーナはラブシーンにたじたじ。さらに社長のプレッシャーに負けたムーンはロジータを主役から降ろしてしまう。おまけに伝説のシンガー・クレイキャロウェイの楽曲使用許可を取らなくてはならなくて・・・
はたして3週間でショーは完成するのか?

エルトンジョンのGoodbye Yellow Brick Roadを流しながら、机の引き出しに立てこもるムーン。
ミッションインポッシブルな潜入を手助けするビリーアイリッシュのBad Guy。
好きな人を思い浮かべながらメロディに身をゆだねるアレサフランクリンのI say a little prayer。
幕が上がれば劇場はまたたくまに宇宙空間となり、ロジータ演じる宇宙飛行士に誘われて4つの星を巡る旅に出る。

カラフルなモンスターに囲まれながら自分らしさを爆発させる喜びの星のポーシャ。
好きな人に声をかけることすら出来なかったミーナも、独りぼっちだったキャロウェイも、歌で自分らしさを取り戻していく。

「シング」シリーズではそれぞれ自分の殻を破るブレイクスルーソングがたくさん使われていて、その歌詞にキャラクターたちも、観ている私たちも励まされてしまう。

前回タロンエガートンの歌声にほれぼれした私ですが、今回は稲葉さんの激渋ボイスにメロメロ。
デュエットを披露したジェシーの裏声も素敵だったけど、ファレルウィリアムスのウィスパーボイスも絶対にききたい!
ということで、今度は字幕でもう一周してきます!
ろ