⚪概要とあらすじ
国際的犯罪組織スペクターが仕組んだ、英ソ間を巻き込む陰謀との闘いを描く007シリーズ2作目。
英国情報部に、ソ連情報部のタチアナという女性が亡命を希望してきた。彼女は手土産に、最新式の暗号機を持ち出すという。そして、彼女自身の希望で、ジェームズ・ボンドが派遣されることになった...。
⚪セリフ
「もう金はいらんだろう」
⚪感想
1作目よりは面白かったのかな...。スコアは1作目の方が高いけど。
やっぱり映像が古い。
船のシーンの背景がゲームの世界のような違和感。今はCGだけどこれは合成かな。当時は車とか船の背景を撮るの難しかったんだろうな。
ブリーフケースに備えられた隠し弾や金貨、ナイフ、催涙ガスといったハイテクなスパイアイテム。使わないよーと言っときながら、それがなかったら死んでたジェームズ・ボンド。
スパイ映画によく出てくる変装マスクや靴に隠された毒ナイフ。『ミッションインポッシブル』とか『キングスマン』でも観た覚えがあるから007は今のスパイ映画の基板なんだろうな。
ジェームズ・ボンドが意外とポンコツ。1作目の時も睡眠薬が入れられたコーヒーをなんの疑いもなく飲んでしまったり、今作では普通に後頭部殴られてるし、おばさんには盗まれそうになっていた。しっかりしてくれ!!
それでも、一つ一つの振る舞いや台詞がカッコよくてみんなメロメロになってしまうのも分かる。
女たらしで知識をひけらかすけど色気があってたまらなくかっこいい。
ボンドガールがセクシーで可愛かった。花が積まれた荷台に乗ってる時、綺麗すぎ。
意外と敵もポンコツ。
猫をひたすら撫でてるボスが好きだった。ペルシャ猫って高級感あるよね。
スペクターNO.3のローザ・クレッブがわりと好きだった。貫禄がある。悪いキャラが似合う顔してる。褒めてる。
⚪メモ
⚫『007 危機一発』
日本公開時の邦題は『007 危機一発』。本来は「危機一髪」だが、このタイトル『007 危機一発』は、髪の毛一本の僅差で生じる危機的状況を意味する「危機一髪」と銃弾「一発」をかけた一種の洒落で考えられたとされている。
⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。