イギリスの港町･リヴァプールに寄港したソ連船の船員と、貧しい労働者階級の少女の、束の間の恋を描いた映画。

どちらかというと地味で、よくあるストーリーだが、何故か忘れられない作品。

冷戦時代という背景が相まった、恋の障壁がドラマのテーマになっている。

出港際、互いに離れがたく、港のフェンス越しにキスを交わすふたりが切ない。

帰国した青年を忘れられない少女が、彼に逢いたい一心で起こす大胆な行動に、胸を打たれる。(原題がネタバレ)

ロシア人役のピーター･ファースとアルフレッド･モリーナ以外は、メジャーではないキャスティング。

しかし却ってそれが、ストーリーに素朴な感動と余韻を残していると思う。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

• #冷戦
• #リヴァプール

ソ連の水兵と束の間の恋に落ちた女の子(港町リバプールに暮らすプロレタリア女子)が、帰国した彼にもう一度会いたい一心でブレジネフ書記長に手紙を出したら、まさかのお返事が返ってきて、英国の外交筋がバタつくという――冷戦を背景にした社会派ロマンチックコメディ。

ブロンスキー・ビート「Hit That Perfect Beat」に乗せて80年代のState Nightclubのフロアが映し出されるシーンには胸が高鳴った。スカウス(リバプール訛り)が聞き取り辛かったけど、話の構成はシンプルなので字幕なしでも観れた。

Letter To Brezhnev (Original Soundtrack) 未CD化
01. Fine Young Cannibals - Don't Ask Me To Choose (3:09)
02. Redskins - Bring It Down (This Insane Thing) (3:42)
03. Carmel - How Long (3:35)
04. Sandie Shaw - Always Something There To Remind Me (2:50)
05. Alan Gill - Letter To Brezhnev Theme (3:36)
06. Bronski Beat - Hit That Perfect Beat (3:26) ※全英3位／ディスコヒット！
07. Flesh - You Can't Help (Sentimental Sunday) (3:35)
08. A Certain Ratio - Wild Party (3:50)
09. Paul Quinn - Ain't That Always The Way (3:02)
10. Margi Clarke - Lockets & Stars (3:05)

• #2020(@4star)

大学生の時に観た作品🎥
エンディングの音楽『letter to Brezhnev』が今でも耳に残っています🎵
聴きたいな～🎶