このレビューはネタバレを含みます
ウディアレンの自伝的映画。ラジオに夢中になった少年時代のウディアレン、どういう仕事をしているのかいまいち分からない父、いつもロクでもない男と恋に落ちる叔母、そんなウディアレン一家に家の電話を盗聴されているご近所さん(もちろん気づいている)…などの個性的な人々のエピソードが、虚実ない混ぜの軽妙なユーモアをもって語られる。
どのエピソードもノスタルジックな雰囲気にあふれていて好きだが、その中でも特にチャリティーの金を横領して両親と教師にしばかれまくるのと、友達とみんなで覗き見したセクシーな女性が新しく赴任してきた教師だったとかいう少年時代のしょーもないやつが良い。