ぜん

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーのぜんのレビュー・感想・評価

4.2
【笑顔で病に絆創膏を…】

「笑い」で病気を治療する医師。
パッチ・アダムス。

無料で医療サービスを受けられる病院を作り
現在も多くの人を救っている実在の人物の
人生を描いた実話です。

*あらすじ*

自殺願望があり精神病院に入っていた
ハンター・アダムス。

入院していた病院で患者を笑わせることで
救った経験から自分がしたいことはこれだ!
と笑いで人を救うことを決意する。

自らの意志で退院したアダムスは
患者の一人に付けてもらった「パッチ」
という名前をもらい医者になるために
医学部に入学する。

*感想*

ロビン・ウィリアムズ×先生
の映画はどれも名作ですが、
本作も素晴らしい作品でした。

パッチの生き方を見ていると
私たちが常識と思い込んでいることが
必ずしも正しいことではないと
思わされます。

精神病院の患者アーサーの言葉
「違う視点で物事を見ることが重要」
ということ。
一方向だけで見るのではなく、
多方向から物事の本質を見抜くことが
大事だと思いました。

患者と医師との関係は、
ただ病状に従って正しい処置を
することだけではない。
愛情を持って相手に向き合うことで
こそ医者の仕事なのではないかと
思いました。

実際に「笑い」による人間の身体への
効果は大きい。
自律神経を活性化し、免疫力を高める
ことができると科学的に証明されている。
笑うことはお金もかからない一番の
健康法であり治療薬である。
日頃から笑って過ごしていたい。

「人から奪い取るより、与える方が
豊かな社会になる。」

本作で300レビュー目。
レビューを見て下さっている方
いつも有難う御座います。
まだまだ良い映画に出会えたらと
思います。
ぜん

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