父と子のヒューマンドラマ×スポ根×ロボット！
観ていて本当に楽しかった映画です。
未来的なテクノロジーとロボットをガシガシ登場させながら、それらのバトルはなんとボクシング。そのアンバランスだけでもう面白い。
ロボットSF映画ながら、泥臭さを常に漂わせており、個人的に結構ツボでした。
ストーリー自体は割と普通。王道のストーリーですが、真っ直ぐで余計なものの少ないシナリオなので、ずっと退屈なく楽しい感情を持ちながら観れました。
彼が愛したボクシングは失われ、不器用でしか生きていけない、チャーリーの切なさと、チャーリーが昔捨てた一人息子マックスの孤独が、時代に取り残され廃棄されたロボットATOMによって共鳴する。
中盤から終盤にかけての展開は、あまりの熱さに涙ぐんでしまうほどでした。
やっぱりね、時代が経とうとも、本当に熱くてカッケェものは変わらないんだな！と！
わかりやすく真っ直ぐなヒューマンドラマ。人にオススメしやすい一本です。
