「ボンジョルノ！ひめさま！」
あああぁぁぁ。
ああああああぁぁぁ。
名作ってことは知ってたけど、知ってたけど………！！！
私の中で、「別格」という言葉が当てはまる。
他の映画を寄せ付けない、名作の中の名作の中の、名作だった。
涙が止まらない。
2時間の間にいろんな涙を流した。
前半のキスシーンでは、幸せで素敵なシーンに、ほっこりとした涙。
後半の放送のシーンでは、会えない家族の心情を思って涙。
そして最後、深い愛情と、ハッピーエンドじゃないのにハッピーなラストに涙。
それぞれ違う感情だったと思うのに、それぞれぜんぶ共通して暖かい涙だった。
なんといっても、主人公がいいのだ。
妻を愛する気持ち。息子を愛する気持ち。
ムリしてるはずなのに、ちっとも痛々しくない。
こんなにも人を愛せて、彼は幸せな一生だったよきっと
重いテーマなのはずなのに、必ず思う、「人生って美しい」って。
主人公が身勝手すぎる。自己中野郎。
という批判の声もあるみたいだけど、でも自分の人生ってそうゆうもん。
自分の周りが幸せになってくれればいい、その気持ちでみんなが動けばみんな幸せだし、世界中の人全員幸せになれるのでは？
とにかく自分の周りのことを愛するところから、人生のスタートなんだね。
