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プラダを着た悪魔のyutaのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
3.5
CMさながらのオシャレなオープニングでガーリーな女子向けかと偏見の目で鑑賞していましたが、誰でも楽しめる定番サクセスストーリーでした。

ストーリーとしては、冴えない女子が挫折し悪戦苦闘しながらも成長し変わっていくという定番型。鑑賞者側もまるで異世界なファッション業界に困惑する主人公アンハサウェイと同じ視点で感情移入しながらみれるという優しくわかりやすい展開+ハリーポッターのくだりなど全体的にドタバタ要素が多めで飽きさせないテンポの良さは流石だと感じました。

終盤になると仕事と私生活の両立の難しさやプロフェッショナルの偉大さクレイジーさが描かれていました。普通のサクセス映画ならそれこそ成功して終わりますが、それならここまで有名になっていないと思いました。
やはり、毛色の違うラストだからこそ大ヒットできたし、王道からの裏切りもはかっていたとしたら、凄いなと思いました。

また、自分がまったく知らない業界の裏側を描いた映画はリアルかどうかは別として興味深かったです。(二つ星の料理人の高級レストランも同じ)

後キャストも、メリルストリープのカリスマ性は流石だし、スタンリートゥッチのファッションデザイナー感も素晴らしかったです。今となっては脇役も豪華で今じゃやらないような役もあり、新鮮に感じました。アンハサウェイ演じるアンディとメリルストリープ演じるミランダの生き方や考え方の差異や進む道、選択肢も味わい深かったです。