イライライジャ

カトマンズの恋人のイライライジャのレビュー・感想・評価

カトマンズの恋人(1969年製作の映画)
3.4
反政府の青年が父を探しにネパールへ。
そこで出会った、麻薬とフリーセックスを愉しむ自由奔放なヒッピー女性に惹かれ、やがて墜落していく青春劇。
60年代のヒッピームーブメントに乗っかったヒッピー映画だが楽しい物語ではなく、異国で好き勝手自由に生きる白人の成れの果てを描いていた。

OPが至高。音楽はセルジュゲンズブールが担当。ジェーンバーキンは堕ちていく幸せになれない役が似合う。そして相変わらず美しい。
撮影地もネパールということで、異国情緒溢れる風景を堪能できる。
面白いかはともかく結構好みな映画だった。