B級映画の嗅覚を個人的に信頼しているマット・マーティン氏（ルーカスフィルムのストーリーグループの一人）がXでおすすめしてたのでなんとなく見たら、全然面白くはないけど妙に味のある、深夜にテレビでやってたからなんとなく最後までダラダラ見ちゃう映画ってかんじだった。

字幕がなかったので詳しいストーリーはよく分からないけど、貧しい生活を送っている兄弟がいてそこにローラーブレードを履いて新しい秩序を宣伝する白人の若者達の団体のトップにお兄ちゃんの方が気に入られてなんのかんので入団することになる。
ローラーボーイズは貧しい若者をターゲットに施しをしたり福祉活動的な事も行なっているが本業はドラッグディーラー。警察は彼らに目をつけて検挙するため兄弟の兄ちゃんに潜入捜査を依頼するが…みたいな話。

ストーリーは全然面白くないけど90年代頭のドラッグが社会問題になり治安悪いアメリカの雰囲気、いかにもあの時代！な音楽、コリー・ハイムやパトリシア・アークエットのファッションなんかが絶妙にバランス良くて癖になる。

わたしは別にアンチ「ポリコレ」民ではないんだけどあのぐらいの時代の猥雑な感じ、適当な展開、妙に生々しい暴力、お行儀の悪さ、突然のエロ…みたいなのにノスタルジーがあるのでこういうのたまに摂取したいんですよね。むしろこういう映画がたぶん一番好きなジャンルだと改めて実感した。

テレビ東京放送時の吹替版で視聴
吹替はテレビ東京版のみと考えられる。
コリー・ハイムが人気だからコリー・ハイム主演の映画でティーンが騙されやすい感じの映画作るか！ってなって作った感じ
ローラーボーイズだから確かにローラースケート履いてるんですが衣装合わせてなんかキッズギャングみたいな奴らがローラースケートで移動してます。
そんな彼らやばいドラッグを製造・販売しておりコリー・ハイムが警察に任されて潜入調査する映画
とにかくやたらベタベタな展開で進みます。
コリー・ハイムが見れてかっこいいってところがこの映画の最大の魅力
ストーリーは基本的にシンプルです。短い時間の割にあんまり話が進まないんですがなぜか見てられます。吹替も俳優とかじゃないので見ていて苦痛じゃなかったです。
コリー・ハイムが好きな人とB級ティーンアクションムービーが見たい人にはおすすめかな
私的にはリピート確定のＢ級です。上では終始褒めてないけど…

悪の組織・ローラーボーイズに染められる弟を守るために戦う兄の物語。“ミスト”というドラッグが横行しているディストピア(？)な世界観が舞台。「スピーディーに描くローラーブレード・アクション！」ところがローラーブレードのシーンはごく僅か。15分毎に停止ボタンを押すか悩む。何もかもが中途半端でダサい。主演はロストボーイで弟役だったコリー・ハイム。終盤に次回作を予告させるベタな流れがあるけど『誰が観るかい！』と言わずにはいられない。まさか、そのボケの為の前フリ90分と思えば驚くべき作品。板尾創路の手法かもしれない。ただ、面白くはない。

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