危篤状態の患者の部屋から花を取ってそれでお見舞いに向かったりと不謹慎ネタやほぼ犯罪行為の数々は面白いけど少し気になったり、「お金で幸せは買えるのか?」的なテーマでもっと深く切り込めるんじゃ・・という感じもしましたが、カメラオペレーターとしてのキャリアも長いピーター・マクドナルド監督の手腕が発揮されたか、スタイリッシュなカメラワークやアングルは作品に勢いを持たせておりジャネット・ジャクソン&ルーサー・ヴァンドロスの「The Best Things in Life Are Free」をはじめとする挿入歌はどれもノリノリで、サントラが名盤と言われているのも納得。