広島カップ

ダーティハリー5の広島カップのレビュー・感想・評価

ダーティハリー5(1988年製作の映画)
2.9
さて、いきなりクイズです。
長身自慢の二人の男優クリント・イーストウッドとリーアム・ニーソン、背が高いのは一体どっち?
(答えは本文の最後に)

衝撃の第一作からやって来ました足掛け17年、ダーティーハリー・シリーズもこれにて幕の第五作。
型破り刑事物の後進マクレーン刑事の登場するダイハード・シリーズも追いつこうと必死に第五作まで頑張りました。
リーサルウェポン・シリーズは第四作で力尽きました。
ビバリーヒルズコップ・シリーズは第三作で消えました。

波紋現象とでもいうのか?
大きな石を湖に投げ入れた時のドボンっと水面をいきなり波立たせる衝撃的なエネルギー。
その後同心円に波紋が広がって行き水辺に着く時には細波になっている。

波の伝播を支えているエネルギーはそれぞれのキャラクターの個性以外にあるのだろうかと思いますが、やはりそれだけでは波の力を維持するには限界はあります。
最後の44マグナムの発砲音は軽く響きました。

こうした一連の型破り刑事物シリーズを観ていると『フレンチ・コネクション2』(1975)のレビューでも書きましたが、波の力がまだ強い第二作で敢えて終止符を打ったドイル刑事は実に潔かったと改めて思います。

そんなこんなで本作の内容に関してはあまり心に残らなかったのですが、デスメタル系映画の監督をリーアム・ニーソンが演ってるあたりが面白かった。
さてその両者の身長ですが、双方共にネットを見る限り193cmとなっており引き分けです。
年齢を考慮すると今はリーアムの方が高いかも知れません。

※ちなみにダイハード・シリーズは六作目が準備中だそうで健闘をお祈りします。
広島カップ

広島カップ