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ムーンリットナイトのHKのレビュー・感想・評価

ムーンリットナイト(1989年製作の映画)
2.8
85年のヨーロッパではHIVが大流行してそれに伴い漏れなく差別も付いて来、ルトガー・ハウアーの記者は各国のレストランや組合に潜入してエイズですがなにか?と発言しては追い出され、それを記事にしていたところ、アンタ感染してますがな。気が付けば自身がそうなっており、ナスターシャ・キンスキーの妻と子と離れて暮らさざるを得なくなって、どないしょ?という話だが、そんな要らんことすんなはれという教訓話ではない。月の輝く夜に、思わずセックスしてしまうことってアルジャナイデスカー、というこれはロマンティックなラヴストーリーであり、それはエイズをテーマにすることで強化される。俺はエイズだが、愛する人と暮らしたい!そしてフェイ・ダナウェイの女実業家とウイルスぶっ潰すワクチン開発に挑むのだが。妻にダチのエイズ患者、そして金持ちが近付いてオンドリャーとなるハウアーがカッコいい。というかこの映画は、要所で飛び散る血がセクシーでよい。そのダチはハウアーに言う。感染したことでセックスにスリルが出たよ。殺せ!
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