HK

バージン・バケーションのHKのレビュー・感想・評価

バージン・バケーション(1985年製作の映画)
2.5
映画で描かれるフラタニティは多いけど、これは原題が『FRATERNITY VACATION』で、最初に観た高校生の頃はなぜティム・ロビンスとキャメロン・ダイのふたりが『フライトナイト』でお馴染みのスティーヴン・ジョフリーズをサポートしているのか、ただのダチにしてはバカにしてるが…と思ったのだけどそういうことなのだ。このジョフリーズの父親は、オリヴァー・ストーンの父親のように息子に童貞を捨てさせようと金を使うが面白いのは、そんなことをしなくてもジョフリーズが割にうまくやることで、たんに本人にその気がないだけ。だからダイとロビンスの方がズッコケ役です。ところで『フライトナイト』でお馴染みと書いたが、やはりお馴染みのアマンダ・ピアースが出ていて『フライトナイト』ファン必見。セクシー要員として、レンタルヴィデオ世代には忘れ難いバーバラ・クランプトンとキャスリーン・キンモントが出てダイとロビンスはしてやられる。彼女たち同様、ジョフリーズもこの後、B級映画に出たが、90年代に突入して急にハードコアなゲイポルノに出演しまくって俺を驚かせた。
HK

HK