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ダン・エイクロイドとジム・ベルーシの ハーレーダビッドソン&クレイジーライダーのHKのレビュー・感想・評価

2.5
僕はどういうわけか死体を人形のように引き回す映画を好き好んでいる。この映画はタイトルから分かる通りにバイカー映画だが、チームのメカニックがばかげた事故で死に、彼を埋葬する旅に出るというロードムーヴィで、死んだメカニックを演じているのがタイトルに名前の付いたジム・ベルーシである。そんなわけで出て来てすぐに死ぬのだが、ベルーシよりはかつての仲間で今はスタントマンという役柄のダン・エイクロイドの方が出番ははるかに多いものの、タイトルになるほどでもないと思う。
どちらかと言えばふたりはカメオ的な映画の盛り立て役だ。
そんなふたりと同じような感じで出ているのがジョン・キャンディ。キャンディはビールを運ぶトラッカーの役で、デヴィッド・ラッシュ率いるバイカー軍団に襲われてビールを奪われる。
そういえばもっとも有名なバイカー集団ヘルズ・エンジェルスの悪名を一躍、広めたのはローリング・ストーンズの護衛を務めたオルタモントの悲劇。その時の彼らへの報酬は確かビールだった。
『ポリス・アカデミー』シリーズのプロクター役で知られるランス・キンゼイが弁護士の役で出ている。ラッシュはキンゼイを旅に同行させるのだが、バイカーに同行するスーツの弁護士。どこかで聞いた話じゃないか?
彼らはすっかり中年になってしまった。
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