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続 青い山脈のkazu1961のレビュー・感想・評価

続 青い山脈(1949年製作の映画)
4.2
▪️JPTitle :「続 青い山脈(1949)」
ORTitle : ※※※
▪️First Release Year : 1949
▪️JP Release Date : 1949/07/26
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-017 再鑑賞
🕰Running Time : 91分
▪️Director : 今井正
▪️Writer : 今井正、井手俊郎
▪️MusicD : 服部良一、主題歌 藤山一郎、奈良光枝「青い山脈」
▪️Cast : 原節子、池部良、若山セツ子、杉葉子、伊豆肇、木暮実千代、龍崎一郎
▪️Review
※レビューは『青い山脈』『続 青い山脈』とまとめて記述しています。
今回の鑑賞は、「青い山脈(1949)」と「続 青い山脈(1949)」が一本にまとまっているDVD(170分)で鑑賞。当時前編が7月19日、後編が7月26日に1週間の間に公開されてるのも、一緒に制作して上映時間の都合から前後編に分けたんでしょうね。今になると珍しい公開方法です。
『青い山脈』は、なんと5度も映画化されています。1949年(原節子)・1957年(司葉子)・1963年(芦川いずみ・吉永小百合)・1975年(中野良子・片平なぎさ)・1988年(柏原芳恵)ですが、最も有名なのは本作1949年の今井正監督作品です。全ての作品のリメイクされる原型となったことや、監督が巨匠今井正監督で主演が原節子であったこと、そして主題歌の『青い山脈』が日本映画界に限らず、昭和の時代に国民的愛唱歌になったことなどがその要因と推測されます。
個人的にも何度となく鑑賞した作品です。何と言っても昭和のその後の青春映画の原型になったことや、石坂洋次郎の同名原作が1947年執筆で映画化が1949年であったため、その時代の空気感を最もリアリティを持って描かれているため心を引きつけられるからです。戦後まもないころの学生や人々のモラルなどがリアリティを持って描かれるとともに、そこには民主主義という自由の時代が到来したことを前向きに告げる熱量がこもっていて、当時の人の心を高揚させたのは想像に難くありません。ラストシーンでのプロポーズや海に向かって愛を叫ぶシーンなどはいかにも青春!!と前を向く力を貰えます!!

物語は。。。
地方の高校生・寺沢新子(杉葉子)のもとにラブレターが届いたことから、町全体が大騒動に発展。新子は信頼する島崎先生(原節子)やボーイフレンドの六助(池部良)らの協力を得て、事態に対処していきますが。。。

▪️Overview
石坂洋次郎の原作を今井正監督が映画化した「青い山脈」の後篇。出演は引き続き、池部良、原節子、龍崎一郎、杉葉子ほか。(引用:映画. com)
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