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潮騒のmingoのレビュー・感想・評価

潮騒(1954年製作の映画)
3.8
5.6回映画化されている本作だが初めて映画化された谷口千吉監督作。おそらくだけどこれが三島文学の世界観に一番近い。文学者の中村真一郎がセリフを手がけたことによって素朴なロマンティシズムが発揮され、三島由紀夫本人も久保明と青山京子2人だから成功したと語っている。特に青山京子の純朴さと本作の相性の良さは抜群、12日に亡くなられたのでご冥福を。追悼上映でまた本作を観られる機会を。
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