Azuという名のブシェミ夫人

ロバと王女のAzuという名のブシェミ夫人のレビュー・感想・評価

ロバと王女(1970年製作の映画)
3.0
ジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演第三弾。
これもDVDジャケットが好み過ぎて買ってしまった一本。
もう飾るだけでも・・・とか思って。

とっても可愛いきらきらメルヘ~ンなおとぎ話に浸って、優雅に川を遊覧していたら、いきなり目の前に急流が現れた・・・みたいな。
話の内容が凄まじくシュール。
あぁ『不思議の国のアリス』とかもかなりイカレてるもんね~とか思うけど、それとも違う。
世界観が謎すぎて、観客ターゲットが不明。
子供の時見てたら、わぁ~お城~❤お姫様~❤ってなったはずだけど、ストーリーはどう考えても子供向きじゃない。
結構話の内容がエグい。
でも『グリム童話』だって本当はエグい話だから、一緒か?
賢者の助言、オイそれってそういうことではない。笑
ツッコミどころ満載。
物語中の誰もツッコまずに話は進みます。
そんなこんなでラスト。

( ゚д゚)えっ・・・。

・・・。
・・・(●´∀`●)
可愛いから、もぅいいや~♪ってなります。
カトリーヌ・ドヌーヴはやっぱり可愛いし。
ジャック・ペランは王道のかぼちゃパンツ王子様だし。笑
セットやファッションも豪華さとチープさの掛け合わせで、目を楽しませてくれます。