Sari

吸血鬼ドラキュラのSariのレビュー・感想・評価

吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)
4.5
31年にユニヴァーサルで「魔人ドラキュラ」としても映画化された、ブラム・ストーカー原作による怪奇小説の古典『ドラキュラ』。
ホラーの名門英ハマー・プロの怪奇映画第2作であり、史上初のカラー版として製作。

新たなドラキュラ像を確立させた吸血鬼映画の歴史的名作であるクラシックホラー。

森閑としたトランシルヴァニアを舞台に悪鬼ドラキュラ伯爵とヴァン・ヘルシング教授との死闘を描く。

今作で、ホラー映画の大スターとなったドラキュラ伯爵役のクリストファー・リーの存在感と快演に圧倒される。

コッポラ版『ドラキュラ』もこのブラム・ストーカー原作の映画化作品である。
コッポラ版は、ジョナサンの婚約者ミナと、ドラキュラ伯爵の亡き妻が瓜二つで、恋愛の要素が強い独自の耽美ゴシック映画。ミナの親友で亡くなるルーシー、婚約者アーサー。
本作では、ジョナサンと妻ミナ、亡くなるルーシーと兄アーサーという設定。
キャスト名は同じだが関係性が異なる。
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