さとし

ドーン・オブ・ザ・デッドのさとしのレビュー・感想・評価

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)
3.6
大型ホラー特集
名づけて「ヘレデタリーへの道」パート1

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今作では主人公のアナとケネスそして、ステイーヴ 役の俳優しか知りませんでしたが、監督と脚本の組合せが面白いので見てみました。途中面白いアイデアもありましたが、見て良かったかというと微妙です。問題なのは共感できるキャラが少ないです。この人を応援したいというのはあまりいないですね。こういうシチュエーションになったらケネスのようなタイプと痛いですね。ステイーヴ だったら最悪でしょうね。ああいうタイプは問題です。あとCJも嫌いでした。なぜラストでケネスがあんなにCJを信頼していたのかがわかりませんでした。気になります。

主人公の看護師アナ(サラ ポーリー)は夜勤明けで家へ帰ると夫のルイス(ジャステイン ルイス)とシャワーセックスをしていたらテレビで速報が流れ街で緊急事態が起きてると流れていたが、見逃してしまいそのまま寝てしまいました。しかし、ルイスが起きると近所に住んでる女の子が家に入ってきてルイスの肩を噛んでしまいルイスは走るゾンビに変身してしまいます。ルイスの牙を交わしたアナは家を抜け出し外へ出ると暴徒化していました。その後
車に乗り次々とゾンビをはねながら全力で運転するのですが、車が木に当たりアナは気絶するのですが、起きると警官のケネス(ヴィング レイムズ)に助けられます。

主人公のアナを演じるのはホラーか「アウエイ フロム ハー」の監督のサラ ポーリー。彼女は今作では「スパイダーマン2」でミルクとケーキをピーターへ持っていく女の子にそっくりですね。ちょっと疲れた感じがこの役に合ってるのかなと思います。「ミスター ノーバデイ」は訳がわからなかったですし
「スプライス」は怖かったです。今後も期待です。警官のケネスを演じるのは「ミッション インポッシブル」シリーズのヴィング レイムズ。彼はとにかく強くて逞しいですね。あまりキャラに感情の変化はないものの、いい味を出していますね。あとステイーヴ を演じるのはhuluで見た「モダン ファミリー」のお父さんことタイ バーレル。彼はコメデイーが専門なのでこの状況に笑いをプラスするのでしょうけど、このシチュエーションでこういうキャラがいるのかというとあまり必要ないのかと思います。厳しくてごめんなさい。

監督は「300」「マン オブ ステイール」「ジャステイス リーグ」のザック スナイダーでこういう映画も作っていたのは知りませんでした。脚本は「ガーデイアンズ オブ ギャラクシー」シリーズや「スーパー!」のジェイムズ ガン。この作品のユーモアがどこからきてるのかがわかります。音楽は「300」「スーパー!」のタイラー ベイツそして、撮影は「スター トレック ファーストコンタクト」のマシュー F.レオネッテイです。あの「ゾンビ」のリメイクで原作はジョージ A ロメロです。

好きなシーンは車で逃走するアナ、ロシア人の女性を殺害するシーン、トラックでゾンビを引くシーン、隣の建物の人を救うために犬にトランシーバーをくくりつけて送り込むシーンラストの脱出するシーン、そして、船で別れをいうあの二人のシーンです。ただし、上記で述べた点以外に隣の建物のキャラをあんな形でああなってしまうのなら必要だったんでしょうか?

いずれにせよ、まあまあでした。エンドクレジットの映像も好きでした。
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