すぽんてぃにあす

ONCE ダブリンの街角でのすぽんてぃにあすのレビュー・感想・評価

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)
4.1
アイルランドのダブリンを舞台に、ストリートで出会った地元の男とチェコ系移民の女が音楽を通して心を通わせていくラブストーリー。
グレン・ハンサードとマルケタ・イルグロヴァが主演で、映画撮影の以前より2人は音楽活動をしており、映画のオリジナル曲全ての作曲および演奏を行った。

ストーリーは勿論あるのだけど、曲に彩られている時間が長く、一種のMVを観ているような感覚にもなる。
グレン・ハンザードの歌声に涙が溢れます。
「The Swell Season」というグループの2人、早速曲を聴きに調べてしまいました✨

低予算で組まれた映画でしたが、例えばカメラワークにしても上品ではないのが逆に作品の雰囲気と相性が良かったように思えます。
少ない予算でありながら大成功を収めたことも頷ける、素晴らしい内容でした。

キャッチコピーは、「ふたりをつなぐ、愛より強いメロディ」「人生でたった一度、心が通じる相手に出会えたら…ストリートから始まるラブストーリー」