こぅ

幽霊紐育を歩くのこぅのレビュー・感想・評価

幽霊紐育を歩く(1941年製作の映画)
3.8
「運命ならまた会える」

久々、【天チャ】鑑賞の為の本家を初鑑賞。

アレクサンダー・ホール監督による、【ファンタジー(・
ラヴ・ロマンス)】。


飛行機事故で死んだが、天国へ向かう中継所で
予定より
◯◯年も早い死だったことを知ったボクサーのジョー(ロバ
ート・モンゴメリー)。
彼には代わりの肉体、ブルースが与えられ地上に戻れる事に
なるが…。
ジョーの相談役は、天使長のジョーダン(クロード・レイ
ンズ)。


ジョーダン役、クロード・レインズの紳士的佇まいが良き。

冒頭のテロップで、これは 実話 と紹介されるところから
しっかりユーモアでファンタジーしている。

プロットのアイデアが秀逸‼︎

序盤の展開が簡潔でテンポも頗る良い。

周りから見たら身体(見た目)は、ブルースでも中身は、
ジョーというのは、ご都合主義でも、観る者にとっては分かり
易く、親切設計(通してロバートが演じているから)。

ブルース(ジョー)は、全ての投資家に返金して救済、詐欺
容疑で投獄されていたローガンを釈放した事で、一躍ヒー
ロー的な存在になる。一目惚れしたローガンの娘、ベティ
(イヴリン・キース)とも急接近。

ベティ役、イヴリン・キース(22)が綺麗。

ボクサーでチャンピオンになるのが一番の夢だった、、


ローガン釈放に関しての問題勃発放置だったり、終盤の
ブルースの◯◯を巡っての集まり(家庭裁判)みたいのが少々
退屈だったり、も少しスマートに整理出来そうな箇所も。


クライマックス辺りから哀しいというより寂しく⤵︎なるが、
湿っぽく締めないのは、良き。
こぅ

こぅ