幽霊紐育を歩くの作品情報・感想・評価・動画配信

「幽霊紐育を歩く」に投稿された感想・評価

ねぎお

ねぎおの感想・評価

3.3
アカデミー受賞作品を観よう35(1941年第14回脚色賞/原案賞)

タイトルの”紐育”ってみなさん読めます?
わたし今の今まで知りませんでしたよ、これニューヨークの当て字だって!
原題は「Here Comes Mr. Jordan」Mrジョーダンが来る
ジョーダンさんとは死者をあの世に送る際の中継地責任者。

とあるボクサーのジョー(ロバート・モンゴメリー)が飛行機事故で墜落死するが、死者の魂をジョーダンさんのところまで連れてくる担当者がタイミングを外してしまい、あの世へは行けないことに。
現世に戻そうとするが肉体は既に火葬されてしまっていました。さあどうする!?

といったお話で、まあリラックスしてご覧いただくのがいいですね!

このロバート・モンゴメリーさんって俳優で映画監督で映画プロデューサーと多才な人物。そしてかの有名なTVドラマ「奥様は魔女」サマンサ役エリザベス・モンゴメリーは彼の次女なんですって!へーーーーっですよね。

この年7部門ノミネートで2部門受賞でした。

この映画がアメリカ公開された5か月後、日本軍はパールハーバーを攻撃しました。・・そして戦後一年(アメリカ公開から5年後)で日本でも公開されました。
さっきまで鬼畜米英とか言っていてすぐにアメリカ映画観に行くってのはちょっと理解しづらい部分もありますな。映画には何の罪もありませんが・・。
『天国から来たチャンピオン』のリメイク前の作品

サックスを吹くのが趣味だったプロボクサーのジョー。ニューヨークへ行く途中、自家用プロペラ機内で運転中にサックスを吹いてて事故に巻き込まれてしまう。飛行機から出てフラフラしてたら、天国に連れていかれそうになる。調べて貰ったら、ジョーが死ぬのは50年後。ということで、死にかけの体に入って人生をやり直すことに。

ところどころ、コメディっぽいんだけど、大事なところでは「命の大切さ」について触れている。

やっぱりボクシング映画は面白い!
「天国から来たチャンピオン」は大好きな映画
リメイクなのは知っていたので、オリジナル版も観たいと常々思っていたところ、廉価の中古を発見!
同じお話なのは当たり前ながら、天国のセットも同じ雰囲気で全編通してのユル〜いホノボノ感まで一緒で何故か安心?
違うのは主人公の職業と愛用の楽器、リメイクじゃアメフトの花形選手&クラリネットでしたがオリジナルはプロボクサー&サックス、それと死因も違うか
オチも同じですけど、これは両作通じて不満な点
過去の記憶がなけりゃ死んだも同然でしょ?
あとイブリン・キースが綺麗

このレビューはネタバレを含みます

「天国から来たチャンピオン」のオリジナル。
邦題が素敵だなと思います(「君の魂の輝きは上着に隠されはしない」なんて台詞も)。

体が入れ替わる度に振り回されるマネージャーが面白いです。終盤、ジョーとしての記憶は無くなってしまうのは少し寂しいですが、良いエンディングだったと思います。
犬

犬の感想・評価

3.8
上着

とある、のどかな村
ボクサーのジョーは、ニューヨークへと行く途中の飛行機が墜落
しかし、天国で死亡予定日が違うことが判明
別の体で元の世界へと戻ろうとするが....

ウォーレン・ベイティ「天国から来たチャンピオン」のオリジナル版

おとぎ話
この時代にこの発想が素晴らしい

面白かったです
人を選ぶ感じも良かった

彼が色々と変革していく
人生って大変

終わり方好き

幸運のサックスもあります
イシ

イシの感想・評価

3.8
最初の字幕にあるように、おとぎ話のような話🌸

ルビッチの「天国は待ってくれる」みたいなB級ぽさがコミカルで他愛ない可愛い話やった💕

天国の手違いで死んじゃったボクサー、ジョーは、チャンプになる夢を叶えるために、火葬されてしまった自分の体にかわる体を探しはじめるが…。

まっすぐでよき青年のジョー、天国の役人、元マネージャーのおいちゃん、きれいな恋人、みんな派手じゃないけど魅力的やった。


体と自分がちぐはぐだと思って抵抗しても、完璧はみつからず、諦めなきゃなんない。
でも、ジョーの魂の一番大切なところは、きっとどんな体でもかわらないって思った。
知る人ぞ知る、ウォーレン・ベイティのヒット映画「天国から来たチャンピオン」のオリジナルがこのファンタジー作品。

監督はアレクサンダー・ホール。主演はロバート・モンゴメリー(エリザベス・モンゴメリーのお父さんですネ)、クロード・レインズ、イヴリン・キース。
ちなみに脚本のひとりであるシドニー・バックマンは、他の代表作に「スミス都へ行く」があるが、あのフランク・キャプラが「私が組んだ脚本家のなかで最高だったのはバックマン」と称賛するほどの才人だったという。

チャンピオンとの対戦試合が目前に迫る中、不慮の事故で天国に来てしまったプロボクサー(モンゴメリー)。ところがその死が、実は天国の使者の手違いであることが発覚!本当は死ぬ予定ではないことがわかって慌てて現世で戻ろうとするも遺体は既に火葬されてしまった後だった…。

天国の使者の元締め(レインズ)は、こちらの手違いを詫び、モンゴメリーと共に代わりの肉体を探しに行く。そこで妻とその愛人に殺されたばかりの金持ちの肉体に入って、チャンピオン戦に備えて再びトレーニングを開始する。

紳士然とした元締め役のレインズが渋くて格好いい。好漢という言葉がピッタリなロバート・モンゴメリーの陽気さ(体型はボクサーらしくないけど)と丁度いいバランスとなっている。

ラストはハッピーエンドと言っちゃあハッピーエンドなのだが、ちょっと哀愁さも漂っていて、こういうエンディングって良いなぁと感じた。ちょっとFilmarksのレビュアーの数が少ないのが勿体ないような隠れた傑作だと思う。
原作に忠実、でもコメディ要素なくなっちゃった感。やっぱり劇にしたら面白いスクリプトだっっへぶんきゃんうぇいと!!