このレビューはネタバレを含みます
「エクソシスト」と並ぶ、ホラー映画の金字塔的存在。悪魔の数字として有名な、「666」が重なる時刻に犬から生まれたダミアン君が、たまたま同じタイミングで死産してしまった子どもの代わりに養子として引き取られ、その夫婦のもとで大暴れする話。
「エクソシスト」と違って敵は多いし、神父はあんまり役に立たないし、全体的にこちらの方が絶望感は大きい。また、どうでもいいことだが、首グルグル回しや緑ゲロ吐き、スパイダーウォークなど身体を張ったサービスが多い、芸人タイプの「エクソシスト」の霊に対して、ダミアン君の方は比較的に控えめであり、殺し方のバリエーションや表現点で自己主張するような芸術家タイプであると感じた。実にどうでもいい。
個人的に神父の殺し方が一番すき。