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オーメンのろのレビュー・感想・評価

オーメン(1976年製作の映画)
5.0

「6は悪魔の数字だ。悪魔の手先なら体のどこかに666のアザがある」

666本レビューはこの映画を観ようと随分前から決めていました、オーメン!(←Wordで‘オー麺’って変換される)
めちゃくちゃ怖いのかな、やっぱり怖いのかな、ちびりそう・・・とビクビクしながら再生してみると、誰かが殺される前に鳴り響く「ウ~ア~」(讃美歌)のおかげで、来るぞ来るぞと身構える余裕が生まれ、すごく楽しめました!ありがと!

6月6日午前6時に息子を亡くした夫婦は、同じ日に生まれた身寄りのない赤ん坊ダミアンを引き取る。
ダミアン5歳の誕生日パーティー。回転木馬やケーキが用意され子どもたちがはしゃぐ中、ダミアンの乳母が屋上から首吊り自殺。
それからというもの、一家の周辺で不可解な事件が頻発する。

ダミアンと目が合った瞬間、サファリパークの動物たちは逃げ惑い、攻撃的に。
頼んでもいない乳母が入り浸り、神父は警告を発したその日に死んでしまう。
そして新たな命を身ごもった奥さんに悲劇が訪れる。

面白がるように三輪車で迫るダミアン。
2階からスローモーションで落ちていく金魚鉢は粉々に割れ、手すりに掴まってもがくお母さんを、助ける素振りすら見せずにただじっと見下ろしている。

自殺した乳母や神父、カメラマンの撮った写真に写り込む稲妻のような影。
ダミアンを見守り、こちらに吠えかかる黒い山犬。
ホッとしたのも束の間、さらにいいポストを手に入れしたり顔の無邪気な子どもにゾッとさせられました。
ろ