たにたに

スパイダーマンのたにたにのレビュー・感想・評価

スパイダーマン(2002年製作の映画)
3.8
【身体能力の覚醒】2022年1本目

みんなのスパイダーマンのイメージといえば、これでしょう。
中指と薬指を曲げた手のポーズで、手首から蜘蛛の糸発射。
相手の動きがゆっくり見えて、聴覚や視力も格段にアップする。
体も軽くなり、力も増強。
ビルの間を颯爽と駆け巡るトビーマグワイア。
しかし、
自警団をしたり、ちょっと調子のっちゃうところ、そしてスパイダーマンが世間から悪者扱いを受けてしまうシーンなどは今のスパイダーマンとは通ずるところがある。

さて、
スパイダーマンが逆さ吊りの状態でMJとキスをするシーンはあまりにも有名。
最終的に、MJがトビーにキスをしたシーンで、(はっ、、、!!この感触!!)と気づくあたりが可愛すぎる。

サムライミ監督だからか、ジャンプスケアの要素もあり、グリーンゴブリンの笑い声が怖かったのを大人になってまた思い出した。
メイおばさんがお家で祈りを捧げてる時に、部屋吹き飛ばしてあの不吉な笑いかまされたらトラウマになるわけだ。
また、スパイダーマンを容赦なく殴り続けるシーンはかなり痛々しく、トビーのぐちゃぐちゃ顔を楽しめる。

改めて見ると、ヒーローの苦悩みたいなものを考えてしまったりするわけで。
自分の大切な人が狙われてしまうなかで、
いったい彼は何のために闘っているのだろうか。
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