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ザ・フライのBACのレビュー・感想・評価

ザ・フライ(1986年製作の映画)
4.0
・体の不要になった部分が、だんだん腐り落ちていく過程が強烈。
まだ神経が通っている状態だろうに、強制的に脱皮(?)させられる
最後の変身シーンもスゴイよ。

・でも一番「ひえっ!」となったのは、出産シーン。

・生理的なおっかなさを怖がりつつ楽しんだが、
それを通り越し、あそこまで行ってしまったブランドル博士の哀れさと、
ヒロインの悲しさが最後にドンと観る側に残る。これが良いんだよな。

・主要人物が3人、舞台もほぼ博士の研究室という
とても小さい話だけど、その小ささを感じさせない充実感。
主演二人の存在感もあるだろうけど、音楽の力も大きいと思う。
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