【駅と童貞とスタンプと】
童貞が色んな意味で、オトコ、否、漢になったかもしれないお話。
童貞を捨てる以前の以後で、音楽すらも変わってしまう。その辺りの演出には思わず笑みがこぼれそうになります。
場面が変わる時に出てくる、駅の機械の描写、無機質だけど20世紀の文明を象徴しているようで、個人的には凄く好きな映像です。
先輩駅員が、夜勤をサボって、同僚の女性と楽しむスタンプ遊び、最高ですね。下品なお座敷遊びみたいで愉快ですよね。
そして、最後のシーン。コロコロ草みたいな帽子に開いた口が塞がりません。
その他、行為の度に破れる駅長の椅子等、私にとっては楽しめる要素の沢山ある映画でした。
このシリーズでいつも思うのですが、この時代にこのような作品が世に出たことに脱帽ですね。