フィンランドで建設中の放射性廃棄物の最終処分場オンカロ。
地中奥ふかくに廃棄物をうめる超巨大施設で、予定では2100年代に操業を停止、その後は永久に封印される。廃棄物が安全になるまでにかかる期間は10万年。
もし数万年後の人類が掘り起こしてしまったら、どうするのか?
言葉は通じないかもしれない。放射能の存在自体忘れ去られているかもしれない。
彼らに対してどうやってこの危険性を伝えればいいのだろう?世代を越えた人類普遍のコミュニケーションは可能なのだろうか?
SF的な示唆に富んだ興味深いドキュメンタリーだった。