劇場版『名探偵コナン』2作目
毛利小五郎の身近な人たちが、襲われる事件が発生する。犯行現場には謎のキーワードとしてトランプが残されていた。事件の真相を追うコナンたちは、海中レストランへ向かうが、そこでは新たなる殺人事件が待ち受けているという物語。
毛利小五郎に関連する大切な人達が次々と襲われていく本作。小五郎の刑事時代の過去に逮捕した人物による復讐の犯行だと思われるが…
小五郎の刑事時代のエピソードや刑事を辞めた理由、妃英理と別居に至る理由などが明かされていく。
射撃の名手である小五郎が過去の事件で人質に取られた妃英理を撃った理由がカッコよすぎる。
そして、トランプの数字にまつわる襲撃事件の謎が何回観ても面白いなと思う。
模擬運転をやってたからってヘリを運転できるコナンがホントすげーよ。ヘリ操縦のシーンは緊迫感あって好き。新一、ガキの頃にオヤジに色々仕込まれすぎだろ。昨今話題の体験格差ってやつだな。
ワインの温度は自分の好みでいい事と、ソムリエが刺激物を口にしないことをこの作品で知った。
少年探偵団のあゆみちゃんがやっていた占いの「Aの予感」の伏線が終盤になって回収されるのが素敵。
“さあなぁ、俺には分からないな。ただ、おじさんがおばさんを撃ったのは事実でも、それがイコール真実とは限らねえんじゃねえか?”