セガール出演19作目。
あらすじ
考古学者のセガールは自分の発掘したものが麻薬の密輸に使われそうになり、冤罪で投獄された挙句家族や弟子を殺された。復讐に燃えるセガール!
今作のセガールは考古学者で元ゴーストという名の大泥棒笑 わざわざ大泥棒と表現されます笑 がたいが大なのかな?笑
発掘現場でマフィアを見て、あれは誰だ?と弟子に聞く。弟子は北京大学の考古学者とタグに書かれてるわ、と言う。いや、あの風貌は学者じゃないなとセガールが言う。
お前が一番学者じゃねえから!!!!!
ストーリーの難解さはない。それでいて退屈。今に始まった話ではないが。
投獄された時に相部屋になる男と出る頃には生涯の友となっている。人間掌握にも長けているセガール笑
敵の中国マフィアは各地域のドンを擁し、世界中の麻薬市場を手中に収めんとしている。その際、各地域のドンが紹介される。名前が字幕に出てくるが覚えさせる気がない笑
つまりセガールによるキルリストということだ笑 一人ずつセガールに寄越す。なぜ一人ずつだというツッコミはやめてあげましょう笑
ドンを倒していき最後にラスボスという他の作品に比べて一本道だ。
奥さんが死ぬ理由はマフィアが家を爆破させたため。もともとセガールもろとも吹き飛ばすつもりだったのにセガールは家の防犯ブザーが鳴ったため外で点検をしていたから助かったのだ。敵よ、なんでブザーを鳴らすヘマを…セガールが生きてたらなんにもならんでしょ笑
しかも身内を殺されたらセガールのスイッチが入る一番の理由なのに。というか復讐しかない笑
それはともかく、復讐に燃えないとセガールはダメなのだろうか?ガソリンで動くというのか?しかし彼の場合どれだけ小さい悪事だとしても、火に油を注ぐ事態になってしまう。つまり全滅だ笑
それよりCGがめちゃくちゃひどい。冒頭の銃撃戦で御多分に洩れずスロー演出があるが、その時の弾丸がめちゃくちゃしょぼい。まずいくらいしょぼい。ラストの刀の投擲もやばい。
アクションは幾分他のシリーズに比べたらちゃんとやってる部分は多い。序盤の剣さばき、など尺もしっかりある。というか、敵が中国なのでアクロバティックな部分が多い。これくらいやってもらったらいいのになぁ。
しかし相変わらずスタントダブルはバレバレ。というかスタントしていないシーンでもダブル使ってる!どうなっとんじゃ!笑
複雑にするよりは一本道にしたほうが安心できるだろう。たとえ奥さんが死んだ復讐でやっつけてそのあと、ラストに女性捜査官と手を繋いだとしても…笑