高校までいわき市で過ごした自分にとって【必須科目】とも言える本作を、今まで何となく敬遠してきた。
きっとノスタルジーに浸れるだろう、という確信。
数々の映画賞を受賞し、感動作との高評価であることも、知ってる。
ストーリーも、なんとなく知ってる。
炭鉱からハワイへという発想はなぜ?という話も、昔から知ってる。
だからこそ、観る前から
「これを観れば間違いなく泣ける」
というのも知ってた。
そのせいで、これさえあれば大丈夫、という精神安定剤的、安牌的位置付けに変わってしまい、現在に至る。。
感想ですが、、
納得で、期待以上の作品だった!
泣きどころは、盛りだくさん。
◎ダンスを通した成長。
◎親友との友情と別れ。
◎仲間との結束。
◎親との確執と雪解け。
モリモリの特盛だったけど、蛇足になるような過剰な演出を感じさせず、とても丁寧に作られた作品という印象。
お陰様で、消化不良を起こすこと無く、最後までスッキリ泣けました。
あとはフラダンスの迫力!
ホントの初心者を集めて最初の練習からしっかり追っかけて映像化したとのこと。
蒼井優、すごいねえ。表情がすごくいい。
最後の長尺でのダンスは圧巻でした。
で、それを見て昔の記憶が蘇る。
昔連れてってもらった時、あのステージでフラダンスを一緒に踊らされるのが嫌で嫌で。
というのも、ダンスショーのときに、子供たちをステージに上げてフラダンスを教えてもらいながら一緒に踊る、というコーナーがあったんです。今もあるのかな?
物心ついたときからやらされていたなあ。
いわきの子供たちの、一度は通る道。。
それにしても、常磐ハワイアンセンターの建物とかステージとか。
今はもうすっかりリニューアルされているから全然違うんじゃなかったっけ?CGなのかな?
建物の奥の方に、変なロボットの人形劇みたいなやつとかもあったなあ。。
映画と関係ないけど懐かしい~