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アクロス・ザ・ユニバースのyutaのレビュー・感想・評価

アクロス・ザ・ユニバース(2007年製作の映画)
5.0
全曲ビートルズナンバーによりミュージカル映画です。
監督は、ブロードウェイで『ライオンキング』などの演出を手がけた女性監督のジュリー・テイモアさん。彼女は、70年代初頭、日本に滞在して人形浄瑠璃や歌舞伎の研究をしていたそうです。

素晴らしかったですね。ビートルズが好きな人なら、ニヤリとさせられるシーンや科白がふんだんに散りばめられているんですから。
それぞれ歌詞にピッタリのシチュエーションが出てきて、すごいなぁ~って感心させられっぱなしでした。

まず登場人物の名前からして、ルーシー、ジュード、マックス、セディ、ジョジョ、プルーデンス、Dr.ロバート、Mr.カイト、リタなどなど・・・ちなみにDr.ロバートはU2のボノさんが演じていて、「I Am The Walrus」まで歌ってくれています。ジョー・コッカーさんもカメオ出演してます。主人公のジュードを演じている俳優さんがどことなくPaul McCartneyさんに似ていました。

キャバーンが出てきたり、マジカル・ミステリー・ツアー風のバスが出てきて、LSDなる場所に到着したり、レコード会社の屋上でライブしたり・・・沢山のオマージュが盛り込まれた作品でした。
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