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ポーラー・エクスプレスのろのレビュー・感想・評価

ポーラー・エクスプレス(2004年製作の映画)
4.2
「僕らは待ってる。サンタが来てくれるのを」

クリスマス映画を観よう 第9弾!


友人Aちゃんオススメの1本!
トムハンクス好きにはたまらない映画ですね~(*^^*)
そしてクリスマスムード満点!この季節にぴったりの作品でした♪



クリスマスやサンタさんを信じなくなった少年。そんな彼のもとに”ポーラーエクスプレス”がやってくる・・・


私が1番好きだったキャラクター、一人寂しく乗車してきた少年。彼の家は貧しいため、楽しいクリスマスを過ごしたことがない。綺麗に飾りつけされたツリーや赤や緑の包装紙に包まれたプレゼントなんて見たことがない。だから、クリスマスにはいつも悲しい気持ちになる。でも、楽しいクリスマスに憧れている。

しかし彼はこのポーラーエクスプレスでは独りぼっちではない。車掌さんやクリスマスを信じない少年、純粋にクリスマスを楽しむ少女に囲まれている。
クリスマスイヴの夜、彼はクリスマスの温かさを知り、友人を得る。
この物語で一番幸せになるのだ。

そんな少年と少女が列車で歌う「When Christmas comes to town」が素晴らしい!クリスマスの描写がたっぷり詰まった歌詞に想像力を掻き立てられて、ワクワクしてしまう!
Putting up the Christmas tree
With friends who come around
Presents for the children
Wrapped in red and green

そして彼には特別な乗車券が手渡される。
車掌さんから渡されたチケットには「信頼する」「頼る」「任せる」の文字が刻まれていた。それは彼へのメッセージ。
この場面、本当に素敵でとても温かい気持ちになった(´Д⊂ヽ


「大事なのは列車の行き先じゃない。”乗ろう”と決めたことだ」
失敗しても後悔しても、何か得ることはあるのだ。
大事なのは自分を信じて一歩踏み出すこと。
列車に身を任せて、どんな行き先にたどり着いても楽しめばいい。


「忘れるなよ。クリスマスの”心”は君の胸の中にあるんだ」
ろ