鷲尾翼

メジャーリーグの鷲尾翼のレビュー・感想・評価

メジャーリーグ(1989年製作の映画)
4.0
【まとめシネマ】#1093

【まとめ】
* 個性強すぎ選手のインパクト
* 「Wild Thing」の熱狂
* 誰もが待ち望んだ結末に、歓喜

『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』の予習鑑賞

本作の物語は、MLBに所属する弱小球団にオーナーの企みで、奇妙な選手が球団に集まるところから始まる。膝を故障したベテラン選手や刑務所に服役していたマイナーリーガー、熱心なブードゥー教信者など、チーム全体が個性の爆弾のようなインパクト! その予測不能な大活躍で、物語に活気を与え続ける。

本作といえば、パンクバンドXが歌う『Wild Thing』だ。チャーリー・シーン演じる投手の登板時のテーマソングとして、この楽曲が流れるのだが、めちゃくちゃカッコいい! この熱狂は、楽曲が与えるものはもちろん、堂々と登板するチャーリー・シーンのヒーローのようなカリスマ性が相まって生まれるものだ。

本作を見れば、誰もがクリーブランド・インディアンスのファンになるだろう。球団の成長過程を見守り続けた我々が待ち望んでいた最高の結果が、ラストに待っている。
鷲尾翼

鷲尾翼