寿都

エクソシスト/ディレクターズ・カット版の寿都のネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ハロウィンシーズンに街の中でどこからかエクソシスト風の音楽が流れてきて神秘的な良い気分になれた。その事を人に話したら詳しく解説されてしまったので完全ネタバレでの鑑賞!!

暗いヒーロー、デミアン・カラス神父が映画の魅力に一番貢献している。イエスズ会いいね。エクソシストを見て神父を目指した人がたくさんいるはず。精神科医から神父になった設定が素敵です。

くだらないお化け話しを説得力ある脚本と演技で引き込ませてくれた点、痺れるヒロイック性、偉大なテーマ曲、ホラー・オカルトの代名詞となった題名。が評価に値する。でもこんなもんか…とも思う。悪魔は知能が低かった。(パズズはイナゴの災害をもたらす魔神)
ホラー要素は学芸会レベルに見えてしまう。当時かなり苦労して撮ったようだけど。
エグさも足りない。それは、「ホラー」より「可哀想な少女の救済」が脚本上の主題だからでもあると思う。聖なるホラーだ。

最重要のシーン(ダミアンが自らを犠牲にする)で、よし泣こう!と集中がピークに達したとき突然ディスクが唸り出し再生不良に。悪魔に鑑賞を邪魔されてしまった。いちお十字を切っておいた。無料レンタル券を貰えるのでうれしい。
寿都

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