CORO3

月に囚われた男のCORO3のレビュー・感想・評価

月に囚われた男(2009年製作の映画)
4.5
WOWOWで鑑賞。再レビュー。

近未来。月の裏側で採掘されるエネルギー「ヘリウム3」。それを行っているのはルナ産業。1人の作業員だけでまかなっていた。

サム・ロックウェルが主人公のサムを演じている。
採掘は機械まかせで、ヘリウム3が満タンになったタンクを回収している。
契約期間は3年間。

残り2週間となったところで、サムは幻影を見るようになる。

サムの相手をするのは、コンピュータのガーディ。小さなモニタがついていて、スマイルマークで感情を表す。しゃべり方は2001年宇宙の旅のHALを連想させる。
セットやプロダクトデザイン、文字フォントなども2001年を意識しているようでスタイリッシュで好み。

とうとう事故を起こしたサム。目覚めたあともなかなか仕事に復帰させてくれず、基地からも出ることを許されない。

一人しかいないはずなのに、もう一人の自分が外に居た!
サムはクローンだった。

地球と通信できないのも、自身がクローンであることに気づかせないためだった。

二人のサムは、地球に帰るために行動を起こす。

王道のSF映画なのに、古くさくなく観ることができる良作だと思う。

2018-086
CORO3

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